2008年08月11日

オリンピックの結果報道に思うこと。

谷亮子選手が、オリンピック3連覇をかけて出場し、そして銅メダルに終りました。

オリンピック5大会連続出場且つメダル獲得、育児とメダル獲得の両立、など、谷選手の功績は讃えて足りることがないくらいなのですが、それでもやっぱり谷選手だからこそ、金以外の結果はやはり残念と思えてならない。

それは谷選手を応援してきた皆の想いだと思います。

でもだからと言って。試合直後にいくつかのテレビ番組で繰り返された「微妙な判定で敗退」というフレーズには辟易しました。日本の報道では、本当によくこの手の判定批判が繰り広げられている気がします。

「微妙な判定」という言葉で敗北の衝撃を和らげようとするのは、何も報道だけの問題ではなく、見ている皆の心理だと思いますが、「それを言ったらおしまい」ということが世の中にはいくつかあり、スポーツにおける判定に不平を言うことというのはその一つだと思います。


同じ条件で試合していて、負けた。何かが、足りていなかっただけの話のはずです。

審判が人間である以上、たまにはミスもあるかもしれませんが、参加している選手全員が同じ条件下で競技しています。(むしろ、強く有名な選手ほど、強いという先入観があるからか判定が甘くなるという場合もあるくらいです。)

自分が応援している選手の時だけ、判定の精度が気になるのは理解できますが、それでも口に出してはいけないと、私は思います。


負ける原因を自分ではなく、他者や外部要因に求める思考の癖。

報道も消費されるサービスの一種であるならば、報道の質とはそれを求める視聴者の質に左右されるはずです。私たちの一人一人がこの思考の癖から抜け出ることができなければ、それぞれが戦っている勝負には勝てないと思います。

少なくとも、卓越した結果を出し続けた成功者である谷選手は、判定への不満など一言も口にしていませんでした。
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2008年8月〜9月東京滞在日程

今、東京に来ています。

今回はオープンチケットで来ていますので、大連に戻る日にちを現時点では確定させていませんが、9月の第3週から4週にかけてのどこかで東京を発とうと思っています。

あまり忙しくなりすぎないように調整しようと思ってますので、
もし、どなたか情報・意見交換などして頂ける方がいらっしゃれば、お気軽にメールください。

メールアドレス:miyohiro+blogあっとgmail.com
(「あっと」部分を半角の@マークに変えてください)
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2008年08月05日

Google Mapストリートビュー

Googleがgoogle map street viewの日本語版をリリースしました。

下記は、フオジン東京三田オフィスの場所を、ストリートビューで示したものです。写真が見えますでしょうか?
写真中央部の6階建てのビルが弊社が入居する塚田ビルです。入り口の赤い幌が目印です。

フオジン東京三田オフィスをグーグルマップ・ストリートビューで見る。

大きな地図で見る
この写真は、マウスでドラッグし、ほぼ全方向を見渡すことができます。マウスでぐりぐり動かしてみてください。
また、道路部分に表示される方角をクリックすることで、道路の景色を辿ることができます。

とんでもないサービスです。よくこんなことを思いつき、そして実行してしまったものだと、googleの実行力には舌を巻くばかりです。

このサービスによって、目的の場所へ最寄の駅からどのようにいくか、何を目印に角を曲がるかなどを、事前にウェブ上で確認することができるようになりました。

初めていく場所でも、待ち合わせ場所を具体的に指定することなどもできそうです。

他にも便利な使い方があれば是非教えてください。


このサービスの問題は、やはりなんと言ってもプライバシーの問題のようです。
アメリカでは、毎日のように訴訟を受けているとか。

このサービスでは、道路から見えるあらゆるものが写真となってウェブ上で全世界に公開されてしまいます。

googleでは、人の顔や車のナンバープレートなどをぼかす処理を加えたり、不適切な画像を細かく報告し、対策を打たせる仕組みなどを整えているようですが、サービスの範囲はあまりにも広範で、プライバシーの問題を完全にクリアすることは極めて困難でしょう。

プライバシー保護団体はgoogleの方針を問題視し、批判活動を展開しているようです。

「Google幹部の自宅をプライバシー保護団体がさらしものに-IT Media News」
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0808/04/news026.html

Googleのミッションの一つには、「邪悪にならない」というとても立派なものがありますが、googleサービスの一ファンとして、google社には倫理問題を正攻法でクリアしていって欲しいと思います。
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2008年07月29日

大連視察ツアー開催。

東京からベンチャー経営者5人を招き、視察ツアーを開催しました。

今回のテーマは、「コストセンターとしての中国」の最先端とその先にあるもの。

今の中国は自ら発信できる創造性を持った国である。

そんな実感を得てもらえるような旅にできればと企画しました。

視察の行程を、写真で紹介していますので、下記リンクを参照ください。
http://picasaweb.google.com/miyohiro/20080724727

行程を簡単に紹介します。

DSC02729.JPG■初日
行程1:フオジン大連オフィスでBPOの現場を見学。

行程2:大連日本商工会会長を訪問。
中国の投資環境や近年の社会問題など、中国ビジネスの光と影について統計と経験を交えて紹介して頂きました。

行程3:ウェルカムパーティー@満州料理店。
現地の中国企業経営者を交えて会食。視察団、弊社スタッフと、今回の視察の参加者が交流しました。

■二日目
行程4:コールセンター見学。
某大手コールセンターの中まで入り込んで、数百名規模の日本向けコールセンターの現場を見学しました。

行程5:IT大学見学。
最先端のIT及びバイリンガル教育を行なう情報学院を視察。綺麗な敷地と建物が圧巻です。

行程6:アニメ制作会社見学。DSC02858.JPG
日本やアメリカ、ベルギーなどに向けてアニメを制作したり、自社オリジナルのアニメで各国のアニメコンテストで受賞歴のある会社を訪問しました。他にも、CG制作、ウェブ用フラッシュの制作など、クリエイティブなデザイン力が素晴らしい会社でした。

行程7:昼食@広東料理店
広東料理と北京ダックを楽しみました。

行程8:印刷工場見学。DSC02868.JPG
あらゆるタイプの印刷物制作に対応可能という、比較的大規模な印刷会社を訪問しました。
実際に、印刷物のクオリティはかなり良いようでしたが、近頃ダンボールなどの材料の価格が上がっており、ビジネス環境は難しいとのこと。ある制作物の見積もりが、2週間後には無効になってしまうほど価格の変化が激しいそうです。

行程9:不動産ポータル会社見学。
全国展開する不動産売買仲介支援システムを擁する企業の本社を訪問。それなりの規模のビジネスを展開されているのですが、その社屋のあまりの質素な感じに視察団は驚いていました。

行程10:ファッションデザイナー訪問。
大連市政府が全面的にバックアップし育ててきたという、大連トップのデザイナーであるRen Ping(任平)さんを訪問しました。Renさんは新宿の服飾学院で勉強したことがあるそうで、少し日本語ができ、やわらかい物腰で対応してくださいました。
中国全国の富裕層向けの会員制オーダーメイド服の製作や、著名企業や政府の制服製作など、その活躍は多岐にわたります。

行程11:日本人ビジネスマンとの交流会
四川料理のテーブルを囲みながら、大連で活躍する日本人の方々と視察団が交流しました。
参加者の属性としては、ダイヤモンド加工工場経営者、JAL大連支店長、香港系物流会社職員、DTP会社マネージャー、NHN人事マネージャー、留学コンサルタント、ゴルフ場営業マネージャー、OA機器リース会社役員、など様々なフィールドの方々に参加頂きました。

■3日目〜4日目
ショッピング、自由行動、ソウル経由(1泊)で成田へ。


今回は駆け足で、短時間に多くの行程を詰め込みましたので、不十分だった点もあったかもしれません。
これを活かして、また次回開催時にはより有意義な視察としたいと考えています。

今回参加いただいた視察団の皆様、ご協力頂いた企業、ビジネスマンの皆様、本当にありがとうございました。

今後も、中国と日本から、多くの価値ある情報発信をしていきたいと思います。
タグ:大連
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2008年07月24日

時には足元を見ることが大切だ。何かを見落としてきたなら、それを拾い上げるためにも。

時には足元を見ることが大切だ。何かを見落としてきたなら、それを拾い上げるためにも。

私の高校時代の恩師、長谷川彦次元慶應ニューヨーク学院空手部監督の言葉です。


わき目も振らずに目標に突き進むときというのは、高揚感と充実感で満たされ、ある意味で心地のよい時間です。

人より何かが上手くできるとき、自分の思ったとおりに事が運ぶとき、障害と言う障害が自ら道を避けていくとき。

そんな万能感すら感じられるときというのが、極たまにありますが、そんなときこそ、この言葉を思い起こしたい。

また、日々時間を過ごしていく中で、徐々に感性というものは刺激に慣れていってしまい、色々なことに鈍くなっていってしまいます。たまに、そういう自分に気づくことがあります。そんなときにも、この言葉を思い起こしたい。

折に触れて、思い起こすことが多かった、長谷川監督の言葉。
高校卒業時に、卒業生に向かって贈ってくれた言葉でした。それは私に宛てた言葉ではなかったかもしれません。
(私に宛ててくれた言葉は、「ナンバーワンより、オンリーワンを目指せ」というものでした。)

けれど、この言葉が、その後自分を幾度となく戒めてくれたのでした。


長谷川先輩は、昭和9年に生まれ、昭和32年に慶應義塾大学並びに塾体育会空手部を卒業され、その後単身アメリカにわたり、いくつもの紆余曲折を経て、ご自身の会社を経営する傍ら、十数年前から慶應ニューヨーク学院で空手部を指導されました。5年ほど前に脳溢血で倒れられ、監督を勇退されましたが、その後も持ち前の精神力と努力で驚異的な回復を見せたと聞きました。

そして、先週、平成20年7月17日にご逝去されたと知らせを受けました。

空手部に今でも残る伝統や伝説の数々を築いてこられ、私やその他の部員が空手を通じて様々な財産を得るきっかけをつくってくださいました。塾空手部との出会いは、私の生涯の最大の財産の一つです。

長谷川先輩のご冥福を、心よりお祈り致します。
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2008年07月23日

様々な二律背反を乗り越えて、人は初めて尊敬される。

以前鯉のぼりの会の勉強会の席で、am/pmジャパンの相澤社長が語った、彼が目指す理想の経営者像というものがとても印象に残っています。

それを、以下に紹介します。

■基本姿勢:大きな夢を描くが堅実

■発想と行動:大胆だが慎重

■態度:自信はあるが謙虚

■コミュニケーション:断固にして柔軟

■対人姿勢:厳しいが思いやりがある

■社会性:常識に縛られないが良識的

■人間性:理性的であるが情に篤い


このように、様々な二律背反を乗り越えて、人は初めて尊敬される。


本来ありえないからこそのトレードオフであり、二律背反です。

先日、「顧客にトレードオフの存在を理解してもらう」という話を取り上げたばかりですが、なかなかありえないからそこ、トレードオフを乗り越えたところに感動が生まれるのだと、ストンと胸に落ちるお話でした。
posted by miyohiro at 17:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 賢者の至言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月17日

初めて大連の地に立った日

昨日、私が最もリスペクトする知人の一人であり、私の趣味である格闘技のコーチのNさんとお話をしながら、初心の頃を色々と思い出していました。

Nさんは「何気無い一言」なんてものは許さず、どうしてそう考えるのかをしっかり追求されるので、私も普段よりも深く自分の考えを奥へ奥へ辿っていました。

そんな中、ふと初めて大連へ来た日のことを思い出しました。

大連に来たきっかけは、私が大学四年生の頃やっていた「大田区町工場巡り」という活動の末に出会ったオリオン印刷社の谷村社長のススメで、「中国のビジネスに興味があるなら、見てみないことには絶対分からない」と言われ、連休中に谷村社長についてやってきたのでした。

中国は2度目の訪問でしたが、大連の初日は衝撃の連続でした。谷村社長の大連法人の事務員の方々が、こぞってそれなりに流暢な日本語を操る。聞いてみると、通訳や翻訳を仕事にしているわけでもないと言う。

街を歩いていると、日本人と見て分かるのか、日本語で話しかけられる。

どの会社を訪問しても、どこへ行っても、日本語を上手に操る方で溢れていました。

なんという街だと思いました。

なんとも言えない高揚を感じたのを覚えています。

その夜は、谷村社長と、谷村社長の社員さんの李さんと、その社員さんの友人の馬さんと4人で火鍋(中国式しゃぶしゃぶ)を囲みました。

馬さんは日本語が喋れなかったので、英語と片言の中国語で会話がはずみました。

食後には、李さんと馬さんが、星海広場というアジア最大の広場へ連れてってくれました。たまたまその日は、中秋の月(日本でいう十五夜の月)が見られる夜であり、その広い空で、綺麗な満月を見上げました。忘れられない光景です。


今でも、谷村さんとは、時折食事をしたり、電話でお話したり、多くの示唆を与えて頂いています。

李さんは、その後結婚され、今は旦那様のお仕事で私の生まれ故郷(四日市)で暮らしています。

馬さんは、当時あるベンチャーソフト開発会社の部長さんでしたが、その後独立され、昨年その会社を中国屈指のソフト開発会社、I-softstoneグループに売却し、今はそのグループの大連支社長に納まっています。(来年には上場を控え、成功すれば多額のキャピタルゲインを得る予定とか。夢のある話です。)

馬さんとは、実は出会った日以来、一度も連絡を取り合わなくなってしまいましたが、先日ばったり仕事の関係で再会しました。大企業の支社長になっていた彼でしたが(そして私は出会った頃ただの学生でしたが)、すぐにお互いを思い出し、空白の4年間を埋めるようにすぐに交流は深まり、今では公私に渡りとても良い友人です。

何気無く旅行で行った大連が、自分にとって運命的な土地になるとは、その時は思っていませんでした。

あの日の衝撃と、あの日の感動が、今に繋がっています。
posted by miyohiro at 19:43| Comment(0) | TrackBack(0) | フオジンの軌跡 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月14日

顧客対応の超基本〜トレードオフを説明する〜

私は未読なのですが、「コンサルタントの秘密」という本に、「オレンジジューステスト」という、クライアントが業者を試すという話があるそうです。

---

パーティーを開くクライアントが、「朝7時に、700人が絞りたてのオレンジジュースで乾杯する朝食会を開いてくれ」とリクエストしてきます。

ホテルの宴会係は「それはできます、しかし○○の準備が必要です」と伝えます。

すると、クライアントは、「君はオレンジジューステストに合格した」といいます。

宴会係が「それは何のことか」と問うと、

クライアントは、「無理な話をお安い御用です、という人は信用できない」と言います。

---

この話は、
<顧客対応の超基本「○○はできます、しかし△△日かかります」>
というブログ記事からの引用なのですが、記事の筆者の谷口さんという方はこの話を以下のようにまとめています。

>何事にもトレードオフ(何か求めれば他の何かを犠牲にしなくてはいけない)は発生しますが、仕事が長期的なものほど、トレードオフを説明できない人が間に立つと、クライアントも業者も不幸になります。

>まともなクライアントは、まともな相手を好む、ということを「オレンジジュース・テスト」は伝えています。


これは、私も含めたうちのスタッフが、時折陥ってしまうことがあった現象です。我々は今、まさにこのテストにいつでも合格できる様、変わろうとしているところです。

顧客と業務の間に立つ、営業担当や業務ディレクターは、

・断ればもう仕事をもらえないのではないか。
・顧客満足とは断らないことではないのか。

と常に頭を悩ませています。

しかし、わざわざ長期的視点に立たなくとも、無理なことを実行することが、お互いの成功に繋がるはずがないのです。

また、賢明な顧客は、トレードオフの存在を認識さえできれば、適切な対応に協力してもらえると感じています。


トレードオフを説明する、という基礎を実行するには、少し勇気が必要です。

顧客の機嫌を損ねるかもしれない、という刹那的な恐怖感を克服しなければできないことです。

しかし、この些細な恐怖感を越えた先には、よりよいサービスや付加価値の実現と、顧客とのより強固な信頼が待っている可能性が高い。

引用させて頂いた記事は、適度な長さでとてもよくまとまっているので、スタッフにもよく読ませて参考にしてもらおうと思います。
posted by miyohiro at 07:12| Comment(2) | TrackBack(0) | Road to CEO | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月12日

心を打つ最高の講義〜日本語版〜

前回取り上げた、Randy Pausch教授の"Last Lecture"に日本語字幕版がありました。

動画の紹介文を引用します。

==
2007年9月18日、ペンシルベニア州ピッツバーグ。ハイテクの街として知られるこ の地に本拠を置くカーネギーメロン大学の講堂で、1人の教授が「最後の授業」を行った 。

教授の名前はランディ・パウシュ。46歳。バーチャルリアリティの第一人者と称される人物だ。最後の授業をするにはまだ若すぎるパウシュだが、実はこのとき、彼には長年親しんだ大学に別れを告げざるをえない事情があった。膵臓から肝臓へと転移したガン細胞 。医師から告げられた命の刻限は「あと3カ月から半年」。

こうしてパウシュの最後の授業は始まった。スクリーンに映し出された演題は『子供のこ ろからの夢を本当に実現するために』。それは、学生向けに講義をするふりをしながら、 まだ幼い3人のわが子に遺すためのメッセージだった――。

アメリカではネット動画にアップされるやまたたく間に600万ものアクセス数を獲得し たという、心揺さぶられるメッセージ。
==

プロの翻訳家による字幕だそうです。全部で9つのビデオに分かれています。

英語が苦手、もっと内容に集中したい、という方は、下の日本語字幕版をどうぞ!

ランディ・パウシュの「最後の授業」








posted by miyohiro at 06:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 賢者の至言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月10日

心打つ最高の講義

"Brick walls are there for a reason. They let us prove how badly we want things."

カーネギーメロン大学教授、Randy Pauschの言葉です。

訳すると、

「人生に壁が現れるのには理由がある。壁は、その先にあるものを自分がいかに欲しがっているかを証明させてくれる。」

いまいちスマートに訳せませんでしたが、意味は伝わったでしょうか。

今の自分の困難は、自己実現への渇望がホンモノかどうか、試させてくれる。

そう思えれば、あらゆる困難が、資格試験のようなものです。テストに合格してやると思えば、楽しめる。


この言葉には、本当に勇気を与えられます。今の自分にとても沁みて、思わず今回の記事のテーマに選びました。


この言葉は、去年行なわれた、Pausch教授の「Last Lecture」の中で語られます。

Pausch教授は、末期癌を患っており、講義の最中こそ癌患者とは判らないほど元気に振舞っていますが、これを最後のレクチャーと位置づけ、若者達に「どうすれば夢を叶えることができるのか」を語りかけています。

以下はその映像です。1時間強ありますが、長さに尻込みせずに、是非見て欲しい。
英語ですが、聞き取りやすいので良い英語のトレーニングになりますし、何より語りが上手く、面白い!
この動画のコメント欄にある(youtubeのサイト内)、肯定的なコメントの数々もそれを物語っています。

週末などにテレビを見る時間を1時間削って見て下さい。きっと価値ある時間となることを保証します。

Randy Pausch Last Lecture: Achieving Your Childhood Dreams


この素晴らしい講義の存在を教えてくれた友人に感謝です。続きを読む
posted by miyohiro at 18:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 賢者の至言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月07日

日本の年金運用にはヴィジョンを示して欲しい

先週日本の公的年金の運用で、5兆円以上の損失を出したという報道があり、日本の年金運用のあり方について議論が活発になっているようです。

公的年金、運用損失が最大 07年度5兆8000億円

上記NIKKEI NETの記事の要点は、世界的株安の直撃で、運用利回りがマイナス6.41%になり、その評価損が5.8兆円になる、ということです。

やはりというかなんというか、ネット上のブログやニュースサイトのコメント等を見る限り、叩かれまくっています。
年金の元本を毀損するなんてとんでもない、という論調が主流でしょうか。

たしかにこの数字はインパクトがありますが、この年金を運用している年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)のHPにある業務概況書によると、直近5年間の運用実績はプラス4%にもなるそうです。150兆円ある年金資産のうち、約90兆円が現在市場運用の対象ですから、継続して2〜4兆円の運用益を上げていることになります。

こういったプラスの面は、なかなか報道されないようですね。

実はこのニュースの一日前には、公的年金をより積極的に運用していこうとする、SWF(政府系ファンド)設立提言の中間報告が出ています。

<日本版SWFの設立を提言、公的年金を10兆円規模で=自民検討チーム>

上記ロイターの記事の要点は、世界の金融強国がそうしているに、日本にもプロ集団による政府ファンドを設立しようという動きが自民党内で活発になっている、という内容です。

自民党の主張としては、現状のGPIFのスタッフは専門性に欠けるので運用力に疑問がある、ということと、国債中心の運用手法から脱却しなければならない、ということのようです。

賛成意見としては、やはり日本が誇る世界最大の金融資産を、もっともっと活用し、得られるはずの利益をしっかり得ていくべき、という考え方。(日本の金融資産総額はアメリカのそれの約5倍)

反対意見としては、年金などの繊細な感情が絡む資金でリスク運用を取ることに対する反感と、プロや外国人ファンドマネージャーなどが、どういうお金の使い方をするかに対する不信(資金の国外流出など)。

こんなところでしょうか。ちなみに私は賛成派です。

こんなタイミングで出たのが冒頭の運用成績の記事でした。一見GPIFを叩く内容ですが、この記事を受けて、より慎重になってリスクを抑えた運用にするべき→SWFなどもってのほか、という論調が出てくることは容易に想像できます。

何か恣意的なものが感じられてなりません。

この低金利の時代に、平均して4%という運用益をあげるGPIFも実はそこそこ優秀なように思いますが、それにしてもあまり未来に期待を持たせてもらえる投資内容ではありません。

年金の6割以上が国債で運用されているという事実は、それこそ私達の年金が国の借金のカタにされているということと同義です。

政策金利が違うので単純な比較はできませんが、アラブのアブダビ投資庁は日本と近い100兆円規模の資金を、なんと16%もの好成績で回しているそうです。

カタールでは、政府が運用で得た収益を、全国民で山分けし、一人あたり600万円を配ったそうです。

国民一人当たりの借金が600万円ある日本とはまさに正反対ですね。

そこまでいかなかったとしても、これに近い運用が日本でもできたとすれば、日本は消費税を上げないどころか、無くすことすらできるといいます。

国民としては、SWFであってもGPIFであってもいいんです。
何のために、どんなお金を使って、どの程度のお金を作るつもりなのか。

年金に期待を抱けない若者に未来への道筋をしっかりと見せる意味でも、政府は明確で魅力あるビジョンを見せて欲しいと思います。

そして私は、そのビジョンをしっかりと示してくれるほうを、やはり応援したいと思います。

年金、今のままではどっちにしてももらえるか分からないですしね。
posted by miyohiro at 18:32| Comment(2) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月04日

シリコンバレーの成功企業に共通する6つの特徴。〜成功企業は国際分業を実践している〜

先日、元ソニー会長兼グループCEOでもある、クオンタムリープの出井さんが主催されている勉強会に参加してきました。

毎回帰国時には、この勉強会に参加できることを最大の楽しみの一つとしています。

今回の講師は、シリコンバレーでも屈指のベンチャーキャピタル、DCMのコアメンバーの一人であり、日本統括もされている伊佐山元さんでした。

今回の伊佐山さんのお話で中心となった議論の一つに、「近年の成功ベンチャー企業に見られる6つの共通点」というテーマがありました。

伊佐山さんは何十、何百というベンチャーに投資をされてきたわけですが、その中でも大きく成功する企業達には、必ず見られた傾向だということです。

以下に簡単にまとめます。

1.創業メンバーの多くや、創業時のCEOが長く健在 (トップをコロコロ更迭しない)
2.成功後も態度は不変 (謙虚さと節度を忘れない)
3.なんらかの形でNo.1 (そう言える切り口をどこかに見出し、そこを突き詰める)
4.顧客中心のサービス作り
5.得意な分野にフォーカス
6.スタートアップ時からグローバル体制

どれも納得のいく内容ですが、特に「スタートアップ時からグローバル体制」というポイントには力を得ました。

これは、成功した企業は、サービスをスタートした時点から、ヘッドクォーターはアメリカ、開発やオペレーション部隊はアジアや東欧に置いていた、という意味です。

これにより、本当に優秀な人材を世界レベルで調達・配置し、同時にそれによって効率的なコスト構造でマーケットを攻めることができるので、非常に強いビジネスモデルになります。

これは、まさに我々フオジンが提唱し、普及を進めている国際分業の姿そのままです。

これらの成功企業がスタート時からグローバル体制を敷けたのは、創業者が中国や東欧出身であったり、その親友がそういった国にいたり、というように、海外に人材ネットワークを持てたのは偶然の要素が大きいようですが、結果としてそういった要素を持てた企業が有利だった、ということのようです。

2000年代初頭は、こういった偶然の体制を持つ以外、グローバル体制を創業時から敷くという発想はなかったのだと思いますが、しかし今は、我々のような国際分業を実現する、グローバルソーシングサービスプロバイダーが存在しています。

会社が成長していく中で、苦労して集めた資金を有効活用するのにも、グローバルソーシングは有効です。

1000万円の資金では、年間1名のエンジニアを抱えれば使いきってしまいますが、同額を世界の資源に振り向ければ、1部隊を構築することすら可能です。

少ないコアメンバー、少ない資金でも、大きな業務量を扱うことができる。資金にレバレッジを利かせる意味でも、国際分業が非常に有効なことを、伊佐山氏はデータと経験則を持って、支持してくださったと思います。

全くの余談ですが、この日は私の誕生日でもあり、思いがけないバースデープレゼントが降ってきたな、と感じたものでした(笑

さて、フオジンでは、中国の大連市のマネージメントセンターと提携パートナーをはじめ、中国北陸、内陸、ベトナム、ブラジルと、様々な地域に優秀な人材のネットワークを築いています。

効率的なオペレーションと業務量の拡大で、日本でもシリコンバレーで起こったような高効率企業を作りたいとお考えの方がいらっしゃれば、是非お手伝いしたいと考えております。どうぞお気軽にご連絡ください。
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2008年07月01日

2008年7月大連滞在日程

昨日より大連入りしています。

オフィスに戻ると、机に大きな花束がありました。先週末は私の誕生日だったのですが、オフィスが入居している大連ソフトウェアパークが贈ってくれたものでした。

さて、7月一杯は大連にて活動する予定です。

8月にはまた東京に行くつもりですが、具体的な日程は未定です。

確定し次第、このブログにて連絡いたします。

7月〜8月初旬の間に大連にいらっしゃる方は、是非ご連絡ください。

メールアドレス:miyohiro+blogあっとgmail.com
(「あっと」部分を半角の@マークに変えてください)

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2008年06月28日

カンボジアビジネスの可能性

DSC01515.JPG
カンボジアネタです。(写真はカンボジアの農地の風景)

先日のレポートにも書きましたが、カンボジアはまだまだインフラの整備が充分ではなく、人口も少ないので、日本企業にとって理想の進出先というわけではありません。

しかし、今まさに国が高度成長に向かい始めた時期で、大変面白いビジネスチャンスがごろごろ転がっているように感じました。

プノンペンの特別経済区(PPSEZ)内には、ITインフラも整えられた綺麗なビジネスセンターというものもあり、BPOなどのIT関連事業の展開も不可能ではありませんが、やはり今は国全体が走っている時期。全体的に土地が余っていて労働力も安いこの国では、なんといっても収益を出しやすいのは、土地利用関連のビジネスのようです。

先日お会いした、カンボジアの経済開発事業を政府と一緒に取り組んでいる日本開発研究所の小林所長によれば、特別経済区運営のほかに、

・2万ヘクタールのパームオイル農園
・10万ヘクタールの紙の原料用植林
・5万ヘクタールのCassavaを利用したバイオ・エネルギー農園と精製プラント
・Jyatrophaを利用したバイオ・ディーゼル事業
・食の安全確保の倍規模農園(1,000ヘクタール)

こういった事業に現在可能性を感じ、取り組んでいるそうです。

CassavaやJyatrophaは、食用とはならない植物で、国内でのバイオエネルギー利用に期待がかかっています。カンボジアでは、石油の調達を外資企業に頼っている現状もあり、ガソリンの値段が生活水準と比べると極端に高価な水準(日本人の感覚に直すと1リットル2000円くらいの感覚)なので、こういった国内で自ら調達できるエネルギーの開発は大変な意義とニーズがあります。

他にも、カンボジアでは良い提案で事業化できる様であれば、政府に掛け合い、長期(75-99年)のリースが可能です。

土地の値段は場所や土地の性質によってかなりの差がありますが、ヘクタール当り$300(米ドル。以下同じ)から$3,000。

農地として活用し、その収穫で利回りを狙うことも有望な投資方法ですが、お米の生産性は一般に低くヘクター当り3-4トンで、値段はトン当たり$500米前後だそうです。最近お米の値段が高騰しましたがそれでも最高の質のものでトン$800程度とのこと。(以上データは日本開発政策研究所小林所長提供Ministry of Agriculture and Fisheries of Cambodiaのデータによると、トン当たりの価格は$120~130、最高品質のもので$180.実際の投資の際はデータをご確認ください。)

また、その他の作物でも、雨季と乾季で生産性に5倍前後の開きがあるなど、まだまだ生産性向上の研究余地があるようです。

農地の生産性向上技術に関する情報をどなたかお持ちでしたらご連絡ください。

またカンボジア投資にご興味のある方も、気軽にご連絡下さい。情報交換しましょう。
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2008年06月23日

人は本来、変わりたい、成長したいと思っている。しかし他の誰かに変えられたいとは思っていない。

人は本来、変わりたい、成長したいと思っている。しかし他の誰かに変えられたいとは思っていない。

マサチューセッツ工科大学教授であり、名著「最強組織の法則」の著者でもあるピーター・M・センゲ氏の言葉だそうです。

少し前から、社員のエンパワーメントが重要視され、その手法や書籍が流行しました。

しかし、そのエンパワーメントを都合よく解釈した結果、社員への権限委譲が単なる押し付けになっている現場も増えてしまったそうです。

本来エンパワーメントとは、相手を鼓舞し、信頼と期待の上に新たな権限を委譲し、本人により高次な仕事へ進んでもらうことで力を与えるということのはずでした。

しかし、上司が面倒な仕事から楽になりたい目的で、それを部下に押し付けるようなやり方では、どんなにそれらしく言い繕ってみても、賢明な部下からすれば見え透いたものに映るでしょう。

上司が思う以上に、人間とは賢い生き物だということです。

ここでもやはり、先日もフォーチュン500のエグゼキュティブが挙げるビジネススキル、で紹介した「Honesty」という資質が、重要だということがわかります。

私も、自分の重要な役割の一つが、このエンパワーメントにあると意識しています。

自分と共に働いてくれる人々の話に注意深く耳を傾け、信頼できる資質を見出し、期待をかける。

とても簡単なようで、とても難しいことですが、地道に誠意を持って望めば正しいエンパワーメントが行えるはずと信じています。

実際に自分のエンパワーメントが、部下にとってどこまで有意義なものか、見えていない部分もあると思います。

また、本来、他人は「変える」ものではないと思います。

他人に変化を求めたいならば、まずは自分が変われ。そして手本になれ。

こういうことだと思います。

今回の至言を胸に、次回の社員面談の際にはこれまで以上に、相手を尊重できているか、自分の行動から示せているか、考えてみたいと思います。
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2008年06月22日

Steve Jobs Stanford Commencement Speech 2005

今回の至言は、一言の格言ではありません。

前回の記事で予告したとおり、アップル社CEOとして有名な、スティーブ・ジョブス氏のスピーチです。
このスピーチは、スタンフォード大学の学位授与式で、彼が学生のために送ったものです。

以下にYoutubeの映像を貼り付けます。15分弱ありますが、とてもinspiringな内容ですので、是非見てみてください。



彼の言葉が心を打つのは、その言葉が、そのまま彼の行動・経営に反映され、結果を人々の目に突きつけているからでしょう。この一貫性が、人々を魅了しています。スピーチの全文テキストはこちら。
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2008年06月21日

Fortune500企業のexecutiveが挙げる必要なビジネススキル

先日お会いしたフォロードリームの内田さんのお話に、フォーチュン500企業のトップエグゼキュティブが挙げるビジネススキルのお話がありました。

なんでも、必要なビジネススキルトップ20のほとんどが、「人間力」に関することだそうです。

戦略の策定能力や、財務分析力、マーケティングスキルや、部下の管理能力などではなく、人間味そのものを問うようなスキル。

トップ5を占めたのは、以下の5つだそうです。

・Honesty
・Forward Looking
・Competent
・Inspire
・Consistent

それぞれ、

・正直さ
・前向きさ
・他者とは違う強み
・他者の鼓舞
・一貫性

とでも訳せるでしょうか。

一番最初に「Honesty」が来ているところに、人間とビジネスの関係の本質を窺い知ることができるような気がします。

そして一貫性。アジア随一のヴィジョナリーパーソンである孔子の「一を以て之を貫く」という至言を持ち出すまでもなく、多くの人を魅了する姿勢がこの一貫性という資質だと思います。私もとても大切にしている言葉です。

この一貫性を体現していることで、若者の絶大な支持を得ているのが、アップル社CEOのスティーブ・ジョブス氏です。次回は、彼の有名なスピーチを紹介します。
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2008年06月19日

隣の人を満足させられるサービスでなければ、世界の人を満足させるサービスはできない。

隣の人を満足させられるサービスでなければ、世界の人を満足させるサービスはできない。

詠み人知らず、です。

昨日お会いした、潟tォロードリームの内田CEOがお話の中で引用してくださり、とても印象に残りました。

内田さんプロフィール(http://www.followdream.jp/FD-Company.html#ceo

内田さんは、激動の経歴を経て、現在数々の連載や講演、著作を通じて、人々にセルフリーダーシップという「自分経営」の哲学を啓蒙している、とてもヴィジョナリーな方です。

その内田さんとお会いし、今回様々な示唆を得る機会に恵まれました。一度には書ききれないので、今後何回かに分けて、今回の学びを覚書として残しておきたいと思います。

今回のこの至言には、弊社の活動がどうあるべきかを非常に考えさせられました。

弊社のミッションには、オフィシャルウェブサイトでも簡単に記している通り、

・日本社会で生産性向上を実現していく
・発展中地域にて多くのホワイトカラーの雇用を作り、優秀な人材を地域社会へ輩出していく

というものが主なポイントとしてあります。
(フオジン理念:http://www.huojin.com/mission.html

しかし、それぞれの役割において、私たちの「隣人」とは一体誰なのか。
これをしっかり意識できていないと、本当に広く理解を得ていくことは難しいのかもしれない。
しいては、それを世界に広げていくことがより困難になっていくかもしれない。

日本社会での私の隣人とは、すなわち、クライアントたる企業の経営者さんであったり、
そこに働く、従業員の皆さんと捉えています。

直接のクライアントである経営者を満足させることに意識が集中し過ぎていないか、
そこに働く従業員の皆さんには、真に価値を提供できているか。最近のテーマでもありました。

また、発展中地域の私の隣人とは、各地域で一緒に働いてくれるスタッフ一人一人のことです。
彼ら一人一人の満足を勝ち得ているか。自問してみましたが、まだまだやれることはいくらでもあると言わざるを得ません。

大きな夢を語ると同時に、足元を見つめ、近しい隣人から理解の輪を広げていく重要性に改めて気づかされました。

他にも数多くの気付きを与えてくれる内田さんのお話。
皆さんも会社やグループで講演依頼をしてみてはいかがでしょうか。
セミナー案内:
http://www.followdream.jp/FD-SelfLeadSvc.html#seminar
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2008年06月14日

カンボジア視察

DSC01114.JPG6月8日から今日13日まで、カンボジアへ視察に行っていました。

カンボジア王国は、今でこそ立憲君主制を布く民主主義国家ですが、ほんの17年前に20年間に渡る凄惨な内戦の終結を見たばかりの国です。20年間という長い争い、犠牲者の数は全国民の三分の一とも言われるクメール・ルージュによる大虐殺の傷跡などから、アジアの中でも特に発展が遅れていました。

しかし、今回私が目にすることのできた今のカンボジアは、高度成長の期待と希望に満ちた、活気ある国でした。実際、ここ数年はGDP2桁成長を連続して達成しているようです。

既に成長率に鈍化が見られる中国や、投機マネーの流入などにより経済実態に比して膨らんでしまっているベトナムと違い、今正に成長軌道に乗ろうとしている空気を感じます。

インフラや農業など、まだまだ未発達で効率が悪く、ビジネス環境は整っているとはいいがたいのが実情です。
DSC01533.JPG首都プノンペンでも、人口はわずか130万人に留まり、街にはまだタクシーは見当たりません。
都市部労働者の平均的な賃金は50〜60米ドルと極めて低水準ですが、有力な教育機関もまだまだ少ないらしく、効果的なオペレーションを現地で行うには工夫が必要でしょう。

しかし、マーケットが小さいという点を除けば、後は全てチャンスと言っていいと思います。
人々が不便に感じるところこそが、ビジネスチャンスそのものです。

近年は、韓国からの投資が旺盛で、日本の影は薄らいでいるそうです。
街の日本語学校も、次々に閉鎖し、代わりに韓国語学校が増えているそうです。

これから日本単独での発展は現実的ではないという意見の持ち主であれば、カンボジアは一つの有力な投資先と捉えて良いと、現時点では思います。

以下リンクに、カンボジア視察で撮った写真の一部を、一言コメントをつけて公開します。
今回は、熊本のNGO団体KICさんの行程に同行させてもらいました。
途中、カンボジア政府の観光大臣であるトン・コン氏の生家に招待されるなど、得難い出会いの数々を経験するチャンスとなりました。
http://picasaweb.google.co.jp/miyohiro/08jun_cambodia

カンボジアについては、今後も注目し、記事にしていく予定です。
タグ:カンボジア
posted by miyohiro at 13:05| Comment(0) | TrackBack(0) | ベトナム他東南アジア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月05日

田村参議院議員に聞く。

今日は、とある勉強会にて自民党の田村耕太郎参議院議員のお話を聞く機会に恵まれました。

http://kotarotamura.net/

最近アラブのアブダビ投資庁や、中国のCICなどの政府系ファンド、通称SWF(ソブリン・ウェルス・ファンド)の話題をちらほら聞くようになりましたが、田村議員は日本版SWFの設立に向けて、今まさに他の議員を巻き込んで奮闘しているそうです。

そんな日本版SWFがなぜ必要でどんな変化を起こすことができるのか、というような背景の話を詳しく聞くことができました。

様々な争点や課題に応える形で田村議員はこの日本版SWFの設立という結論に辿り着くわけなのですが、ここでは一言でまとめてみます。

今日本は、世界の原油や穀物価格の高騰などによってもたらされている産業の採算の悪化=株価の低迷という問題や、食料・エネルギー自給率の低さ、閉鎖的な金融市場といった問題を抱えていますが、これらを打破するために、日本がもつ数少ない世界的アドバンテージである世界最大の金融資産を活用して国としての国際的な魅力をもう一度高める勝負をかける、という趣旨のようです。

この一策に、まさに国の未来をかけて勝負をしようとしている意気込みが伝わってきて、大変刺激を受けました。

そんなお話のあとで、議員さんがどうやって政策を実現していくのか、田村議員に直接聞いてみました。
金融政策だけでなく、福祉や教育、年金改革、日本の外交や国連とのかかわり方、ODAのあり方など、様々な方面で、「こうあるべき」というとても優れた案が出ているように思います。しかし、それらを実現していくには、日本の政治界というのは柔軟さに欠けるように見えてなりません。こういう志ある議員の方々は、どのようにそういった優れた政策を実現していくのか。

普段政治家の方とお会いする機会はそうありませんが、直接話す機会に恵まれたら聞いてみたいと常々思っていました。

意外にも、回答と合わせて、面白いアドバイスを頂けました。

なんでも議員さんに求められるのは、総合力、ということで、良い政策やプレゼンテーション能力のほかに、人間としての魅力、声の大きさ、目上の人に好かれること、「ギャップ」、そして可愛げだそうです。

結局このギャップや可愛げ、というのも人に好かれて、巻き込んでいくためのスキルということですが、これは非常に勉強になりました。

「できる雰囲気」や「知性」、「正論」ばかりでは、賛同者も生まれるが敵も作ってしまう。

微妙に自分を崩して見せるなどして自分に対する期待値を意図的に下げてみたり、「可愛げ」を感じられる人柄を身に着けることで、本当に多くの人の力を集められるのだそうです。

そして、政策を実現するのは、結局は数の力。所詮、一人では「一票」の力に過ぎないということだそうです。こうやって協力者を増やして、辛抱強く実現まで粘るのだそうです。

私も、自分の事業を発展させ、ビジョンを実現していくために、多くの人の協力が必要です。

より多くの人に、まずは自分に興味を持ってもらうためにも、やはりこういった「可愛げ」のようなものは自分にももっと必要だなと痛感しました。一朝一夕で身につくものではありませんが、そこは私も粘り強く、努力したいと思います。

またひとつ、大事な勉強ができた夜でした。
posted by miyohiro at 00:02| Comment(2) | TrackBack(0) | Road to CEO | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
フオジンオフィシャルウェブ:http://www.huojin.com
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