2008年10月21日

中国大連の人件費事情

中国大連市の人件費事情について紹介します。

中国の急速な経済成長に合わせて、人件費も相当な高騰を見せているんじゃないかとよく聞かれます。
今回はその辺の話を少し。

中国大連市における中国人人材には、業種や経歴によって、これといった「相場」のようなものがないのが特徴です。

同じ学歴で、同じようなスキルを持った、同じように積極的な人材同士でも、入る会社が違えば、その待遇は何十パーセントから時に何百パーセントも違うことがあるのが中国大連の状況です。

留学経験者とそうでない人材との間では、同じ20代なのに給与が10倍違うことすらあります。

ですから、上がっている人たちの給料は、相当上がっています。

一応市全体の平均給与というものはあるのですが、これは業種や経歴によって大きく差がありすぎるため、この平均値はあまり参考にならないでしょう。

ちなみに2007年度の平均給与は2400元程度(4万円弱)です。

この平均値も年々緩やかに上昇しているのですが、特別高学歴というわけではない若手の人材に限って言えば、そんなに給与は上昇してないというのが私が持っている実感です。

これはBPO業務において主力となる人材層の話にもなりますが、人材市場において特別な競争力を持たない人材は、まだまだかなり低い給与水準にあります。

主な要因の一つに、職を求めて給与水準の低い地方から流入してくる若い人材との競合があります。

弊社がこういった人材を中心に採用しているという意味ではありませんが、こういった人材が、人材市場全体の給与水準に対して下げ圧力となっていることが考えられます。

加えて、2008年1月1日から施行されている新労働契約法の影響も考えられます。

人材を従来よりも長期で雇用していくことも考えなければならない企業は、その社内の昇給水準を長期的に見て抑えていけるように動いたはずです。

従来は短期雇用が中心だったので、その期間内に出世意欲を発揮してもらえる給与・昇給体系を作っていたはずですから。

中国都市部の景気と経済成長には凄まじいものがありますが、こういった下げ材料もあって、よく日本で質問されるほどには、人件費は高騰していない状況にあると思います。

タグ:大連 中国 人材
この記事へのコメント
お疲れ様です。

三好さんのブログはいつもためになります。

先日メールでもお知らせしましたが、11月7日ぐらいに会社を退職し、帰国すると思います。

お時間があればぜひまたお食事行きましょう☆

ずっと応援しています、頑張ってください!!
Posted by 長田龍 at 2008年10月21日 16:09
いつもコメント&応援どうもありがとう!
長田さんも日本で思い切り活躍してください。応援しています。またメールしますね。
Posted by miyohiro at 2008年10月21日 16:18
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