カンボジア王国は、今でこそ立憲君主制を布く民主主義国家ですが、ほんの17年前に20年間に渡る凄惨な内戦の終結を見たばかりの国です。20年間という長い争い、犠牲者の数は全国民の三分の一とも言われるクメール・ルージュによる大虐殺の傷跡などから、アジアの中でも特に発展が遅れていました。
しかし、今回私が目にすることのできた今のカンボジアは、高度成長の期待と希望に満ちた、活気ある国でした。実際、ここ数年はGDP2桁成長を連続して達成しているようです。
既に成長率に鈍化が見られる中国や、投機マネーの流入などにより経済実態に比して膨らんでしまっているベトナムと違い、今正に成長軌道に乗ろうとしている空気を感じます。
インフラや農業など、まだまだ未発達で効率が悪く、ビジネス環境は整っているとはいいがたいのが実情です。
都市部労働者の平均的な賃金は50〜60米ドルと極めて低水準ですが、有力な教育機関もまだまだ少ないらしく、効果的なオペレーションを現地で行うには工夫が必要でしょう。
しかし、マーケットが小さいという点を除けば、後は全てチャンスと言っていいと思います。
人々が不便に感じるところこそが、ビジネスチャンスそのものです。
近年は、韓国からの投資が旺盛で、日本の影は薄らいでいるそうです。
街の日本語学校も、次々に閉鎖し、代わりに韓国語学校が増えているそうです。
これから日本単独での発展は現実的ではないという意見の持ち主であれば、カンボジアは一つの有力な投資先と捉えて良いと、現時点では思います。
以下リンクに、カンボジア視察で撮った写真の一部を、一言コメントをつけて公開します。
今回は、熊本のNGO団体KICさんの行程に同行させてもらいました。
途中、カンボジア政府の観光大臣であるトン・コン氏の生家に招待されるなど、得難い出会いの数々を経験するチャンスとなりました。
http://picasaweb.google.co.jp/miyohiro/08jun_cambodia
カンボジアについては、今後も注目し、記事にしていく予定です。
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